夜の空気には、昼間とは違う静けさがある。
家の中のあたたかさから一歩外に出ると、冷たい風が頬に触れる。
その瞬間、頭の中のざわつきがすっと消えていく。
冷たい夜風が心を整える
自分は、寒い季節の風が好きだ。
冬から春にかけての、少し肌を刺すような冷たさが心地よい。
寒さに身を縮めながらも、その冷気を吸い込むと胸の奥がすっきりする。
分厚い上着に袖を通して、マフラーを巻く。
吐く息が白く広がって、空に消えていく。
その光景を見ると、季節の輪の中に自分もいるんだと感じる。
澄んだ空と静かな風
寒い夜の空は、澄んでいる。
星の光がはっきり見えて、空気の中に音がほとんどない。
街灯の光も静かで、風の音だけが耳に残る。
冷たい空気には、余計なものが混じっていない。
だからこそ、吸い込むたびに心まで澄んでいくように感じる。
その透明さが、冬の夜を特別なものにしている。
明日へ向かうためのひととき
夜風にあたっていると、考えすぎていたことが遠くへ流れていく。
誰かと話すわけでもなく、音楽を聴くわけでもない。
ただ静かな風の中で、自分の呼吸を感じるだけだ。
ほんの数分でも、外の冷たい空気に触れると心が軽くなる。
寒い季節の夜風には、余計なものを洗い流すような力がある気がする。
その時間があるだけで、また明日も頑張ろうと思える。
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