なんとなくSNSを見ていると、人の生活がまぶしく感じることがある。
同年代の友だちの昇進報告、家族旅行の写真、きれいに整った部屋…。
スクロールするだけで、自分だけ取り残されているような感覚になる日があった。
特に去年の春ごろ、仕事が思うように進まず家のこともバタバタしていた時期、SNSを見るたびに胸がざわついて、比べて落ち込んでしまう悪循環が続いていた。「どうして私はできないんだろう」と自分を責めることも多かった。
この記事では、他人と比べることが当たり前になっていた私が、
比較を減らしたことで気持ちが楽になった理由を整理している。
考え方を少しずらすことで負担が減った体験の話である。
「そういう考え方もあるよね」と一度受け止めてみた
あるとき、SNSで知人が家事や育児について強めの意見を書いているのを見かけて、いつものように気持ちがグラついた。
でもその瞬間、「あ、これは“その人の考え方”なんだ」と思い直してみた。
そこで私は、心の中でひとことだけ唱えるようにした。
「そういう考え方もあるよね」
たったそれだけで、心の中にすっと余白ができた気がした。
相手の意見に引きずられず、自分の感情を守れる“ワンクッション”のようなものが生まれた。
その日から少しずつ、SNSを見たときのイライラや焦りが減っていった。
比べそうになったときの、私なりの3ステップ
人と比べるクセは、意識していても出てくる。
だから私は、比べそうになったときに実際にやっている「小さな習慣」を3つだけ決めている。
- ① SNSの画面を閉じて深呼吸する
一度スクロールから離れるだけで、受け身の感情がリセットされる。 - ② 「私は今、何に疲れてる?」と自分に問いかける
比べてしまうときほど、自分の疲れや不安に気づけていない。 - ③ 今日できたことを1つだけ思い出す
たとえ小さなことでも、「私は私のペースで進んでる」と実感できる。
この3つをやると、他人と自分を比べる視点から“自分を整える視点”に自然と戻れるようになった。
比べるより、自分のペースを整えるほうが楽になった
思えば、他人と比べて落ち込むときはいつも、自分の余裕がなくなっていた。
「みんなできているのに、なんで私は…」と焦るほど視野は狭くなる。
だから私は、次のように考えるようにした。
「昨日の自分より、ほんの少しでも進めたなら十分」
他の人と同じスピードで生きなくてもいい。
私には私の生活リズムがあって、その上でできることを積み重ねればいい。
Before / After で振り返ってみる
Before:
SNSを見るたびに、人の生活と比べて落ち込みが続いていた。焦りやイライラが積み重なり、気持ちが不安定になりやすかった。
After:
「そういう考え方もあるよね」と受け止められるようになったことで、感情が揺れにくくなった。比べるクセが出ても、3ステップで気持ちを整えられるようになった。
完璧じゃなくても、自分らしくいられればそれでいい。
その気づきだけで、毎日が少し穏やかになった。

